シェアリングエコノミーという言葉が使われるようになり久しくなりますが、サンディエゴで興味深かったのが電動スクーターのライドシェアリング。
滞在中は利用者を沢山見かけ、れっきとした交通手段の1つになっている様子がうかがえました。
町中のいたるところでこのようなスクーターを見かけました。
サンディエゴだけでなく、例えばLAでも人気があるようで、最初はサンタモニカのビーチ沿いを走るっていうレジャー的な使い方から始まり、今では大切な移動手段になりつつあるようです。
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レンタル電動スクーターってどんなシステム?
好きな時に近くにあるスクーター(アプリで調べられる)を借り、時間制でレンタル料がチャージされる、という仕組みです。
このスクーターの素晴らしいところは、好きな場所で乗り捨て出来るという点。
東京でよく見るレンタルサイクルと異なり、いわゆるステーションというものが存在しないのです。
ざっくり言うと、その辺に乗り捨ててあるスクーターを勝手に拾い、返却時も好きなところで乗り捨ててよい、というシステム。
ここがレンタルサイクルと大きく異なるポイントです。
レンタルサイクルだとステーションの場所をわざわざ探さないといけないので、地図が頭に入っていない初めての街だと、借りるのも返すのもハードル高くなっちゃいますよね。
それに比べると電動スクーターは自由度が高く、旅行者には嬉しい限り。
好きなところで乗り捨てってOKって・・どこまでも行っちゃう人が中にはいるんでないの?それでもいいの?って一瞬思いましたが、37マイル以上はバッテリーが持たないらしく、アホみたいにどこまでも行くことはできないようです。なるほど。
電動スクーターってどうやってレンタルするの?
電動スクーターのライドシェアにはいくつかの会社が参入してますが、基本的には以下の流れで利用します。
- 専用アプリをダウンロード(電話番号の認証が必要)
- 個人情報(クレジットカード情報など)登録
- 事前にいくらか課金
- スクーターが見当たらない場合は近くのスクーターをアプリで検索
- スクーターについてるQRコードをアプリで読み取る
- ロックが外れ、レンタル開始
- 乗り終わったら再度アプリでロック、レンタル終了
- 利用時間に応じて自動で清算
Birdは年齢確認の手段として(18歳以下は借りられない)、登録時に運転免許証の画像を送信する必要があります。
Limeは今のところ年齢制限は設けていませんが、今後の法規制の改定次第でLimeのポリシーも変わる可能性があります。
どちらもアプリがない事には始まらないので、ネット環境は必須になります。
私はグローバルWiFi を利用しましたが、ダウンタウン、オールドタウン、ミッションビーチともに途切れることなくサクサク快適でしたよ~。
これはLimeという会社のレンタル中の画面です。
レンタル中はレンタル開始から経過した時間がアプリに表示されます。
乗り終わったら歩行者の邪魔にならない場所にスクーターを停めて、画面下のLOCKと書かれたボタンをタップするとその時点でスクーターに鍵がかかりレンタル終了となります。
おすすめのレンタル会社は?
おすすめはLime-Sです。後述しますが、初回のロックを外す料金(1ドル相当)が割引になる紹介コードもあります。
Limeはもともと電動自転車のシェアなどをやってる会社ですが、この会社が展開している電動スクーターのライドシェアがLime-SLime-Sとなります。
街で見かける率がダントツに高かったので、使いたいときも見つけやすいです。
Limeのほかに、Birdという会社もメジャーなのですが、Birdは18歳以下のレンタルができません。
Limeのアプリはこちらからダウンロードできます→ ★
利用料金は?
時間制のチャージとなります。
Limeの場合、ロックを外すのに1ドル発生し、その後1分あたり$0.15(エリアごとに異なりますが、$0.15の所が殆ど)がチャージされます。
会社によって料金は異なりますが、だいたい同じような料金体系です。
レンタル電動スクーターのユニークな充電方法
この手のレンタルスクーター、充電方法がこれまたユニークで興味深いです。
スクーターの会社が充電するのではなく、Uberのようなシステムになっていて、充電したい人が自宅に持ち帰って充電するシステムなんだとか。
1台充電するごとに10ドル10ちょっとが貰えて、翌日には銀行口座に振り込まれます。
いやー、この仕組み考えた人天才だわ。やっぱアメリカってすごい国だわー。
バッテリー残量が少ないスクーターがアプリに表示されるので、それを頼りにターゲットとなるスクーターを探す仕組みなのですが、充電でお小遣い稼ぎたい人は沢山いるらしく時間帯によっては争奪戦になるようです。
Yotube見てみると「Limeのスクーター充電は仕事として割に合うのか?」とか「チャージするスクーターを探すのにベストな時間帯は?」といった、アメリカ人ユーチューバーによる投稿が沢山ありました。
Lime-S 乗ってみた感想
一緒にいた仕事仲間がレンタルしてたので、ちょっと乗らせてもらいました。
実際乗ってみると意外とハンドルが高い位置にあり、思ったよりもスピードが出ます。
歩道はNGなので、車道を進むしかないのですが、車がバンバン通ってるような道だと危ないし、車に乗ってる人たちも怖いと思う。
サンディエゴのミッションビーチ。
このエリアでもLime-Sは借りられます。
12月なので人もまばらですが、夏に小学生の娘とコレで海沿いを走ったら気持ちいいだろうなと思いました。
電動スクーター 是非日本でも流行ってほしい
レンタル電動スクーター、非常に便利なのですが、一部の利用者のマナーが悪かったり交通ルールの規制が追い付いてないなど、いくつか課題もあるようです。
ただ、電動ゆえCO2を排出しないというエコな側面もあるので、是非日本でも普及してほしいものです。
東京はすでに交通インフラが整ってるので不要かもしれませんが、お城のあるような地方都市なんかは、広い敷地を効率的に回れるので需要があるのではないかと思いました。
Lime-S 初回の開錠が無料になります♪紹介コード(Invite Code)はこちら
Lime-Sに初めて登録する人は、以下のURLから紹介コード(Invite Code)を用いて登録することで、初回のロックを外す費用(1ドル相当)が無料になります。
https://lime.bike/referral/RC5PLKT
私からの紹介コードはRC5PLKTです。もしよろしければ是非ご活用ください(´∀`)
サンディエゴの街を効率的に観光しよう
青い空が魅力の街サンディエゴ、美しいビーチや歴史を感じさせるオールドタウンなど、観光スポットが盛りだくさんです。
ただ、そこはやはり広大なアメリカ。観光ポイントの1つ1つに距離があり、エリアをまたいだ観光するには、ベルトラのオプショナルツアーがおすすめです。
ベルトラは、日本最大級の海外旅行オプショナルツアーの予約サイトで、1日で見どころを制覇する観光ツアーに参加することができます。
ガイドも日本語・英語から選ぶことができ、予算に応じてぴったりのプランを見つけることができます。
旅行初日に便利な午前中のみの半日観光ツアーもあるので、是非活用してみてください。
サンディエゴ滞在記、続く(*‘∀‘)