こんにちは、いじわるこです。
2019年6月のミラノ滞在記、今回はお手頃レストランが集まるエリア、サン・マルコ地区を紹介します。
ミラノでの食べ歩きは本当に楽しいのですが当たり外れもあり、中には観光客狙いのガッカリなお店も存在します。
かくいう私も何度か残念なお店にあたってしまい、旅の後半で奇跡的に出会えたのがサン・マルコというエリア。
この界隈で3店舗のレストランに入りましたが(うち2店舗はリピート)、どのお店もきちんと美味しく、地元の人で賑わう大当たりのレストランばかりでした。
サン・マルコはエリアの雰囲気もよく、レストランの価格もドゥオーモ周辺やブレラ地区に比べるとリーズナブルに感じました。
実際に訪問したお店の感想と、行きたかったけど連日満席で入店できなかったお店を紹介していきます。
Contents
TakeAway Bistrot アペリティーボタイムがおすすめの
アパートメントの1階にある、素敵なビストロです。
テラス席がおすすめ。
外壁を覆う白い花からはいい香り。
帰国後調べたら、スタージャスミンという花でした。
メニューはイタリア語のみでした。
ガイドブックには載ってない穴場的な感じでウレシイ(*‘∀‘)
店員さんのおすすめで「本日のリゾット」をオーダー。
この日はチーズリゾットでした。
シンプルだけど美味。
トッピング用のチーズも削りたてなのか、風味がしっかりしてました。
デザートにフレッシュフルーツのケーキも頼んでみました。
しっかり熟したフルーツとで甘さ控えめの生地。
絶妙なコンビネーションで美味しすぎるケーキでした。
ビストロお向かいにある姉妹店のケーキだそうです。
撮影時は閉店してましたが、LA PASTICCERIAという小さな可愛らしいパティスリーでした。
ケーキもコーヒーもぺろりといただいて、お会計。クレジットカードの支払いは店内のレジでしかできないという事で中に入りました。
その時に知ったのですが、このお店では5時から9時までがハッピーアワーで、ドリンクを頼むとおつまみがフリーでいただけるようです。
思い返せば多くのお客さんがお店に出たり入ったりしてました。
「ご自由にどうぞ」的なスタイルで店内に置かれていたおつまみ。ぜんぶ美味しそう~(*´Д`)
・・リベンジで、後日再訪し、軽く1杯。
入店するときに「アペリティーボ」と伝えると、ドリンクのメニューを渡してくれます。
19時ごろにお邪魔しましたが、アペリティーボを楽しむお客さんで賑わってました。
カンパリスピリッツをオーダーしました。
混んでたので店内におつまみを取りに行くタイミングを迷っていたら、お店の人が気を利かせてくれておつまみを見繕ってきてくれました。
チップス、オリーブ、フォカッチャ、全部美味しかった感激・・( ;∀;)
この日もジャスミンの香りがすごく良くて、心癒されるひと時でした。
このお店を見つけたのがミラノ滞在の後半だったので、2度しか行けなかったのが残念。
またミラノに行く機会があれば、初日からガンガン通いたいです。
店舗情報
Via S. Marco, 33, 20121 Milano MI, イタリア
La Pasticceria(お向かいの姉妹店パティスリー)
Via S. Marco, 36, 20121 Milano MI, イタリア
El Tombon de San Marc オッソ・ブーコが絶品
夕暮れの一杯を楽しむお客さんで賑わうレストラン。
賑やかな様子に引き寄せられ、入店してみました。
ロンバルディア州(ミラノもロンバルディア州の一部)の料理を提供するお店でした。
賑やかなテラスの様子に対して、店内はとても静か。
古くからあるお店なのか、古いインテリアが良い味を醸し出してます。
メニューには英語も併記されていました。
オブソッコ&ミラノ風リゾットに、ミックスベジタブルをオーダーしました。
窓辺の席。レトロでいい感じ。
「昔から愛される丁寧なごはん屋さん」といった雰囲気です。
待つこと約15分。料理が運ばれてきました。
オッソブーコ(仔牛のすね肉の煮込み)と付け合わせのミラノ風リゾット。
これが絶品でした。
すね肉はホロホロで味付けが濃すぎず薄すぎず、ミラノ風リゾットもサフランたっぷりで実に美味いしい。
この1皿で€22。観光地に比べると安くてボリュームもあります。
付け合わせに頼んだグリルの具材はナス、ズッキーニ、アーティチョークでした。
ここに自分好みで塩コショウをして、オリーブオイルをトロリとかけていただきます。
これで€5、安いっ!!
お腹が満たされたところで、改めてインテリアを見回してみました。
レトロなインテリア。昔から大切に手入れされてきたお店であることがよーくわかります。
家具も内装も古いので好みが別れるかもしれませんが、私は好きでした。
静かに美味しいものを、ひっそり味わいたい人におすすめです。
店舗情報
El Tombon de San Marc
Via S. Marco, 20, 20121 Milano MI, イタリア
Carlsberg Øl 緑に囲まれたテラスが気持ち良い
雰囲気の良い住宅街をテクテク歩いてると、その奥に何やら賑やかなテラスを発見。
この赤丸のあたりです。
この日の夕食はこのお店に決定です。
19時半ごろに入店しましたが、20時過ぎにはすっかり満席になっていました。
メニューの一部。
全般的にお手頃な印象です。
生肉大好きなので、カルパッチョを頼んでみました。
ちょ、ちょ、カルパッチョっていうか、普通の生肉が出てきた・・!
ちょっと思ってた感じと違ったんですが、食べてみるとコレはコレで美味しい。
自分でギュギュっとレモンを絞ってオリーブオイル、塩コショウで味付けしていただきます。
サッパリで食べやすかったです。
お次はメインです。
お客さんのほとんどがピザを頼んでました。私もピザをオーダー。
ラージサイズでも10ドル切る価格設定。安いな。
色々あって迷ってしまったので、店員さんのおすすめをお願いしました。
店員さんおすすははParadiso(パラディゾ)というピザ。「天国」って意味だそうです。
一口食べたら・・ホンマに天国でした(*´Д`)
生ハムの下に見えるクリームのようなものは、モッツァレラチーズよりもコクがありフワフワの食感で、最初は生クリームなのかと思いました。
店員さんに聞いてみると、ブッラータという種類のチーズでした。
あまりにも美味しかったのでチーズ専門店でもブッラータを買ってみましたが、このお店で食べたブッラータの方がコクがあり美味しかったです。
このお店、とても気に入ったので後日再訪してみました。
この日メインに頼んだのは海老とレモンのリゾット。
クリーム系なんですが、レモンの酸味とエビのぷりぷり感がサッパリで、めちゃくちゃ美味しかったです。
この味が恋しくて、帰国後真似して作ってみましたが、全く再現できませんでした( ;∀;)
このお店のテラスはとても広く開放感があります。再訪した日も多くのお客さんで賑わってました。
店内もかなり広めで、こちらもほぼ満席でした。
店舗情報
Carlsberg Øl
Bastioni di Porta Nuova, 9, 20121 Milano MI, イタリア
デンマークのカールスバーグ資本のお店のようですが、チェーン店っぽい雑っぽさがなくお食事も美味しかったです。
【番外編】La Latteria 入店困難な超人気店
シーフード料理の人に人気と聞いたこのレストラン。
4日尋ねましたが4日とも満席で、最後まで入店できませんでした( ;∀;)
ネットでの口コミも上々だったので、次回ミラノに行く機会があれば是非リベンジしたいです。
店舗情報
La Latteria
Via S. Marco, 24, 20121 Milano MI, イタリア
ミラノ滞在記、続く(*‘∀‘)