こんにちは、いじわるこです。
先週金曜日は映画が1,100円で見れるTOHOシネマズデイでした。
毎月14日がシネマズデイなんですが、月~木だとなかなか行けないんですよね・・。
そんなわけで娘と二人、楽しみにしていた映画「くるみわり人形と秘密の王国」を観てきました。
原作となる「くるみ割り人形」はザ・クラシックなバレエの演目。
バレエ教室の発表会にも採用されることが多く、お子さんがバレエをやっているご家庭にとっては思い入れのある作品ではないでしょうか。
主人公のクララ役を演じるのはニッポン全国のバレエ少女の憧れと言えましょう。
かくいう我が娘もクララ役を狙う一人で、その夢を叶えさせるべく、日々の栄養管理、ストレッチ、先生への贈り物攻撃(ウソ)など、手厚くサポートするいじわるこなのであります。
今日はバレエママ目線で綴る、ディズニー映画「くるみ割り人形と秘密の王国」の見どころをレビューしてまいります。
ちょいちょいネタバレをぶっこんでますので、ネタバレNGな方はご注意ください。
Contents
くるみ割り人形と秘密の王国 あらすじ
主人公のクララは科学が大好きで好奇心旺盛な女の子、お洒落や女の子らしい事にはあまり興味を示さない。
病気で亡くなったクララの母親はそんなクララのよき理解者で、「あなたしかできない物の見方がある」といつもクララに自信を与ていた。
最愛の母親を亡くしたばかりのクララは、気持ちが塞がったままクリスマスイブを迎える。
クララがその晩家族と訪れたのは、ドロッセルマイヤー邸で開かれていた豪華なパーティー。
ドロッセルマイヤーおじさんはクララが慕う数少ない大人の一人で、彼自身も科学好きで思慮深い人物。
頭の良かったクララの母親も幼少のころからこのおじさんを慕っていた。
パーティーでおじさんから贈られたクリスマスプレゼントをクララが手にしようとした瞬間、いじわるなネズミがそれを横取りしてしまう。
プレゼントを奪い返すべく、クララがネズミを追って迷い込んだ先は、母がかつて創造した「秘密の王国」だった。
クララの心の中と同様にこの王国でもまた、女王であるクララの母の死により混乱が生じ始めていた。
「このまま国が崩壊してしまうのは母が望むことではない」と考えたクララは危険を顧みず、国の秩序を取り戻そうと、邪悪な心を持つ敵に果敢に立ち向かう・・・。
映画最大の見どころ
映画では原作の「くるみ割り人形」から大幅に脚色が加えられていて、後半は全く別のストーリーになっています。
例えるならどら焼きとたい焼きくらいの違いがあります。
しかも、どら焼きと同じ味だろ思って食べたたい焼きが、クリーム味だったっていうくらいの別モノです。
なんなら映画は続編もありうるかも。
とはいえ、バレエファンを意識したエッセンスもところどころにちりばめられていて、バレエ好き目線で見た見どころをまとめていきますね。
①バレエダンサー ミスティ・コープランドが魅せる圧巻の踊り
実はこの映画では、バレリーナによる踊りのシーンはほんの少しです。
映画を観るまでは、登場人物たちがバレエを披露するミュージカル形式の映画だと思ってたので、そこはちょっと期待外れ。
主要な登場人物がバレエを踊るシーンはなく、クララたちがバレエを鑑賞するっていう設定で、プロのバレエダンサーがバレリーナ役として踊る場面があるのみです。
シーンとしては短いんですが、そのバレエリーナ役のミスティ・コープランドさんがものすごいお方でして・・。
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なんとアメリカン・バレエ・シアターの現役プリンシパルとな!
アフリカ系黒人ダンサー初のプリンシパルということで、2015年にはTIME誌の「世界で最も響力のある100人(2015年版)」に選ばれた実績を持つ彼女。
線の細いバレリーナが多い中、彼女の体は筋肉粒々の肉体美。
出典:ミスティ・コープランド公式サイト
アジア人や白人とは筋肉のつき方が全く違います。
そんな彼女が映画でクラシックなチュチュを身にまとい、キレッキレの踊りを披露することで映画に独特の世界観を加えています。
彼女にしか表現できない美をスクリーンで堪能できる幸せと言ったら‥。
彼女のバレエシーンは短く、バレエファンにとっては正直物足りないくらいなんですが、そんの圧巻のパフォーマンスをスクリーンで見られるだけで、映画館に足を運ぶ価値があります。
エンドロールでも彼女の踊りを見ることができるので、これから映画を観る人はストーリーが終わってすぐに帰っちゃわないように気を付けてください。
②クララ役のマッケンジー・フォイの美少女っぷり
この手のファンタジーものの主人公が美少女っていうのは当たり前田のクラッカーなわけですが、この映画のクララ役もバリバリの美少女です。
マッケンジー・フォイちゃん、18歳。
18歳と言ったら発育の良すぎる欧米人が目立つ中、美女というよりは美少女という言葉がぴったりくる、透明感のある女優さんです。
やっぱり美少女はいい。映画の醍醐味ですよね。
お顔立ちも綺麗なんですが、バレエファンとして注目したいのが彼女の姿勢の良さ。
立ち姿、後ろ姿が圧倒的に美しく、体幹がしっかりしている印象があります。
調べてみるとやはり彼女も幼少のころからバレエやジャスダンスを習っていることがわかりました。
私には「姿勢が良いと人生5割増しで得する」という持論があり、娘にバレエを習わせている最大の理由が「姿勢を良くしたい」ということなんですね。
姿勢良いと、堂々として見えるし、なんならちょっと賢そうにすら見える。
洋服も似合うし、ボディメイク効果もあるし、いいことずくめだと思いません?
マッケンジーちゃんを観て、やはりバレエに通わせるのは無駄でないと確信した次第です。
皆さんも是非マッケンジーちゃんの立ち姿、姿勢に注目してみてください。
③映画版にアレンジされたチャイコフスキーの名曲
バレエ好きでなくてもくるみ割り人形のオープニング曲「タンッタタタ、ラ、ラ、タッタッラ~」を始め、主要シーンの楽曲には聞き覚えがあると思います。
チャイコフスキーの名曲がディズニー流にアレンジされていて、クリスマスの気分を高めてくれます。
オリジナルサントラ↓
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「くるみ割り人形と秘密の王国」は映画館で観るのがおススメ
近ごろは上映からDVD化のスパンが短く、レンタル開始になるまで待つわ~なんて作品も少なくないですが、「くるみ割り人形と秘密の王国」は久々に映画館まで足を運んでよかったと思えた作品でした。
特に私が気に入ったのはそのゴージャスな世界観。
バレエ版の「くるみ割り人形」も優雅な感じがしますが、冒頭のクリスマスパーティーなtなんてせいぜい「ちょっといいとこのお宅」って感じじゃないですか。
映画版はドロッセルマイヤーおじさん金持ち杉ワロタ(´∀`)
Amazonプライムビデオの人たちが「是非ネクストシーズンのバチェラージャパンにっっ!」って口説いてるレベルです。やっぱ映画はこうじゃなきゃ。
バレエ版が小金持ちのホムパなら、映画版は大豪邸で舞踏会です。
やっぱりディズニーものは観客に夢見せてなんぼ、ゴージャスな設定はディズニームービーの醍醐味です。
この世界観を堪能するためにも、是非巨大スクリーンで観てみてくださいね~。