こんにちは、いじわるこです。
私は旅先、特に北米では必ずと言っていいほど中華が食べたくなります。
※こちらはAlice CheungによるPixabayからの画像
北米の中華系移民の多いエリアで食べる「本場っぽい中華」はやはり美味しいですし、パンダエクスプレスやP.F. Changのようにアメリカナイズされた「なんじゃこりゃ」系のなんちゃって中華も大好きです。
それに物価の高いアメリカで、比較的安くて満足感の得られる中華はとても重宝します。
ワシントンD.C.では中華料理屋さん自体あまり見かけませんでしたが、それでも2件の中華料理屋さんに行く機会がありました。
1件はリサーチなしで入ったのに大アタリ、もう1件はわざわざバスで中華街まで出向いたにも関わらず、微妙という結果でした。
ワシントンD.C.内で中華料理屋さんを探している人の参考になれば幸いです。
Meiwah-ウエストエンドの大当たりな中華レストラン
ホテルの向かいにある、という理由で、ふらりと入ったレストラン。
これが大当たりでした。
Meiwah
1200 New Hampshire Ave. NW, Washington, D.C. 20036,
公式サイト → ★
メニュー → ★
まずはメニューから。
豆腐を使ったヘルシーなメニュー。
上から5つ目の「Kun Pao Tofu」。この「クンパオ」ってのはもともと「クンパオチキン」というアメリカ発祥の中華料理があり、それを豆腐でアレンジしたものと思われます。
その下の「Orange Tofu」ってのもアメリカンチャイニーズの「オレンジチキン」のアレンジなので、どうやらこのお店はガチの中華料理ではなく、アメリカ人の味覚に寄せたお店だろうと思われます。
低糖質ダイエット中の人向けのメニューもありました。
見出しにある「Atkins」とは低糖質ダイエット、ロカボダイエットのこと。
「Atkins-Friendly」で「低糖質ダイエットしてる人向きの」の意味かと。
具体的なメニュー内容としては、鶏むね肉を少量の油で調理したものでした。
「アスパラガス」で1ジャンル設けているというのもなんともユニーク。
アスパラ大好きなので、「エビとホタテとアスパラガスの炒め物(Shrimp&Scallops w/Fresh Asparagu)」をオーダーしてみました。
夜だと15.95ドルですが、ランチタイムは同じものが12.95ドル。
いや~、これが斜め上を行く大ヒット。
んー!んー!おいしー!!
アメリカンチャイニーズだのガチの中華料理だの、くだらんことをチマチマ言ってた自分が恥ずかしい、っていうくらい美味しいです。
いやほんと、結局は美味しけりゃなんだっていいんですよね。
それにしても旨い!
エビもホタテもプリプリで全く臭みなし!
アスパラガスも全然筋っぽくなくてシャキシャキ!
ソースはオイスターソースっぽい気もしましたが、それ以外にもいろいろ入っていて、脳がしびれる程美味しかったです。
お箸ではなくスプーンとフォーク、お茶ではなくお水がデフォルトだったことから察するに、メインの客層は中国人ではなくアメリカ人なのでしょう。まだ言ってる。
まあ、お箸もお茶も頼めばいただけるのかもしれませんが。
食後にはちょっとしたデザートのサービスも。
しめて12.95ドル(+チップ)でした。
安いし早いしボリュームあるしで、最高のランチタイムでになりました。
フラッと入ったレストランがこんなに美味しいと、得した気分。
店内には著名人の写真がたくさんありました。クリントン大統領の写真もあり、決して高級店ではないですが、有名なお店のようです。
あまりに美味しかったので、後日、テイクアウトもしてみました。
牛肉と野菜の炒め物とブラウンライスをオーダー。
美味しかったですが、チップ前で20ドルちょっとしたので、やはり昼の方がお得感がありました。
初日のぷりぷりのホタテとエビに感動した記憶が新しかった分、肉は「まあ、おいしい」といった感じで感動というまではいかなかったですが、このお店の味付けは相変わらず絶妙で好みでした。
そして、本格的な中華というよりは、アメリカ人好みに寄せたお店であることを再確認した一品でした。しつこくてすみません。
まあ、市街地を歩く限り、あまりアジア人を見かけなかったので、アメリカ人に寄せざるを得ないというのが実情でしょうか。
Joy Luck House 中華街で朝食がいただけるお店
この日は朝食に中華粥が食べたくて、早起きして中華街へ。
ちなみにワシントンD.C.はチャイナタウン自体がとても小さく、中華料理屋さんも数えるほど。
その中で、店のガラスに書かれた「粥・粉・麺」という文字に食欲をそそられ、この黄色いお店に入店しました。
Joy Luck House
748 6th St NW, Washington
Trip Advisor 口コミ → ★
その奥の緑色のお店もめちゃめちゃ雰囲気出てて気になります。
小ざっぱりした可愛らしい店内。牛肉のお粥(Beef Congee)と油条という揚げパン(Chinese Doughnut)をオーダー。
これで10ドルちょっと。物価の高いD.C.と言えども、ちょっと高いかな。
「糖朝」とか「謝甜記」でいただけるような、ダシのきいたお粥を期待してましたが、ベースは塩気ゼロのプレーンなお粥でした。
これはこれでなかなか美味しかったのですが、中に入ってる牛肉の臭みが気になり、間食できず。
お粥自体は美味しかったので、もしD.C.滞在中に一緒に旅行してる人が熱とか出したら、プレーンのお粥をテイクアウトするとかならアリかなと思いました・・って、そんなシチュエーション99.5%くらいの確率でないと思うけど。
店を出るタイミングで肉まんが店頭に並び始めたので、口直しに1つ買ってみました。
この袋、メッチャ雰囲気出てる!
日本の肉まんと違って、豚肉がゴロゴロ。
残念ながら、私には甘すぎて、残念ながら間食できませんでした。
どうして同じ店で、しかも同じ肉で口直ししようと思ったんだろ、私。
というわけで、今回食べたものは残念ながら微妙だったのですが、店内にはきれいなパンがたくさん並んでいて、これはこれで気になりました。
もしアメリカの大味なパンやペストリーに飽きたら、こういったアジア人の手掛ける繊細なパンは染みるだろうな、と思いました。
重慶飯店 重慶饅頭三色セット 重慶肉まん 四川麻婆まん 肉韮まん
ワシントン滞在記、続く(*‘∀‘)